Sunday, November 6, 2016

アニメ響けユーフォニアム2のレンズエフェクト演出

私はアニメウォッチャーなのですが、いつもキャラクターより背景やカメラワークばかり見ていてストーリーが頭に入っていないことの多い変わり者です。
今週見た京都アニメーションの「響けユーフォニアム2」と言うアニメで、ステージの強い照明の中で高校生の吹奏楽部員たちが演奏する長いクローズアップのシーンをあるのですが、写真でいうところの周辺部をかなりボカした演出で、気にならない程度に色収差を使っていたのがとても印象的で、迫力のある演出でした。
感心したのは、強いボケなのにカメラパーンしてもボケの境界が見えなかったことでした。写真のフィルターでも周辺部をボカすソフトはたくさんありますが、距離的と無関係に一様にボカしてしまう物が多く、しばらく見つめていると不自然に感じます。
アニメの方もどこかでボロを出すんじゃないかと思って注意して見ていましたが、7分もある長いシーンなのに最後まで見つけられませんでした。ストーリーと演出がマッチしていて驚きました。どうやっているんでしょうね。
最近、背景や演出の凝ったアニメが少なくて少し寂しいですが、じゃあ映画はどうなのと言えば、不必要な長回しや無駄なパーンやズームの多いカメラワークが多くてがっかりすることが多いです。
今日はスクリーンショットを貼ると怒られそうなので画像無しです。

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