Saturday, December 24, 2016

Fujifilm XF35mmF2.0 Cat portraits

今週は悪天候が続いたので秘境巡りはお休みです。代わりに今日撮ったうちの猫の写真をお楽しみください。


All photos were taken in RAW and processed with Luminar.

Wednesday, December 21, 2016

Fujifilm XF23mmF2.0 in Japanese Old Temple 神戸市西区如意寺

もう十数年乗っていた車をとうとう換えることになり、元々車に全く興味のない私は微塵も愛着など感じていなかったのですが、十数年の間に色々便利な機能が搭載された反面、一旦停止で自動でエンジンが切れるたびドキリとしたり、電子制御のせいなのか出だしのアクセルレスポンスが悪いのに戸惑ったりと、脳と身体に馴染むまでなかなかストレスフルです。年の瀬はただでさえ乱暴な車が増えますし、疲れることこの上ありません。一服がてら近くのお寺でシャッターを切ってきました。

神戸市西区にある如意寺は、起伏に富んだ境内に古いお堂と三重の塔が見事に配置された非常にフォトジェニックなお寺です。戦後に解体された本堂の伽藍は礎石しか残っていませんが、現存していればさぞ壮観だったろうと思います。
ちなみにこのお寺も兵庫県に数多現存する法道仙人に縁起のあるお寺の一つで、ちょうど他の地域の弘法大師や行基みたいなものですが、兵庫県に集中していることや、法師や聖人(しょうにん)ではなく、インド(天竺)の「仙人」であるとされているのがユニークです。奈良信貴山の命蓮法師のように飛鉢伝説が伝わっていたり、伝教大師が摩多羅神と共に唐から帰国したように、牛頭天王と共にインドから渡来したという伝承があったりと、どうも地元に元々存在した山岳仏教や雑密と関係があるのではないかと言う気がします。この話は長くなりそうなのでこのあたりにしておきます・・・

このお寺はもう何度も写真を撮りにきています。真夏の炎天下にXF23mm1.4Fで絞りすぎて失敗したので今回は2.0Fでリベンジです。あいにく曇天で眠くなるような空ですがチャレンジです。



All photos are taken in RAW and processed with AuroraHDR2017.

Saturday, December 17, 2016

Fujifilm XF14mm in Japanese inland-sea side 明石市 江井ケ島

やっとXT10がクリーニングから戻ってきました。加東市、西脇市、朝来市など北が気になるのですが、この数日の寒波で山間部の道路が凍結していると悲惨なので諦めて南に行くことにしました。
明石市 江井ケ島は古い漁港のある街です。瀬戸内海に向かって突き出た位置にあるので眺めは非常に良いです。江井ケ島港を中心に古い民家が立ち並んでいて、赤根川を境に西へ行くと新しい住宅地が増えて行きます。
この街には伝統的な酒造工場がいくつかあって、漁港と海水浴場と並んで街の個性となっています。
住宅地が広がっているのでフォトウォーキングにはちょっと気を使いますが、なかなか味のある古い街で私は気に入ってしまいました。

冬の海水浴場 XF14mm

江井ケ島漁港 XF14mm

昭和の香りがする街並み XF14mm
All photos were taken in RAW and processed with AuroraHDR2017.


Sunday, December 11, 2016

Fujifilm X70 in Takino Area, Time travel to Showa Era 加東市 旧滝野町 続き

昨日の続きで、兵庫県加東市旧滝野町エリアです。
この辺りまで北上すると土地勘もほとんど効かず、現代史や経済についても知識不足な上にネットで調べても私が欲しい情報はほとんど見つかりませんでした。唯一事前に知っていた知識として、この町には神結酒造という日本酒メーカーの工場があるということでした。闘龍灘から数十分ほど古い町を歩いて行くと加古川沿いに木造の工場があります。道は少しややこしくて、GPSはあてになりませんが、大体の場所はわかると思います。間違って民家の敷地に入ってしまわないように気をつけないといけません。

道中、伝統的な木造建築に混じって最近建てられたアパートもちらほら見えますが、70〜80年代に建てられたような建物が結構な割合で残っています。下町で多く見られたこのような建物は、時代と共に姿を消していって、今では時代遅れと言うより一周回って貴重な感じさえしてしまいます。
神結酒造 工場

神結酒造付近にある何かの工場

滝野センタービル 昭和63年竣工 典型的な70〜80年代のデザイン
All shots were taken in RAW, and processed with AuroraHDR.

Saturday, December 10, 2016

Fujifilm X70 in Touryunada 兵庫県加東市 旧滝野町 闘龍灘

子供の頃、父親が魚が遡上する滝のような場所へドライブに連れて行ってくれた記憶がありました。長い間どこか分からなかったのですが、ふとしたきっかけで、もしかすると旧滝野町の闘龍灘ではないかと思い当たり、早速行ってきました。

当時の滝野町は東城町、社町と合併し現在加東市となっています。思い返せば、なぜか父親は加西市や加東市、いわゆる北播地方に連れて行ってくれたのですが、田園風景が続く渋滞とはほぼ無縁、有料道路を使う必要も駐車料金もかからない場所なので、今ならなんとなく気持ちは理解できます。しかし当時の私は車に弱い子供だったので、曲がりくねった山道で気分が悪くなってしまい、あまり良い思い出がありませんでした。残念な話です。

さて、実際闘龍灘に到着してみると当時の記憶がありありと甦ってきました。この場所で間違いありません。高い場所が苦手な私は橋を渡ることができず、川の中央の岩場まで行くことができなかったのです。大した高さではないのですが、大人になった今でも若干腰が引けてしまうのは全く情けない体たらくです。今は時期ではありませんが、鮎がこの激流を遡ってくるらしいです。子供の頃に見た遡上する魚は鮎だったわけですが、私は勝手にニジマスか何かもっと大きな魚と勘違いしていました。

さすがに12月にもなると風が冷たくて外をうろつくのも3時間が限界です。体を壊さない前に車に戻りましたが、今回行けなかった場所もまだあるので日を改めたいと思います。

この近辺は昭和の下町風のモダンな家屋が多く残っていて、非常に親しみが湧きます。
明日は町で見つけた古い建物を紹介したいと思います。



Every shot in RAW image and processed with AuroraHDR.

Thursday, December 8, 2016

Some study about Japanese folk religion in Kasai Rakan Temple

Today I write this article in my poor English for some reason. 
Rakan Ji in Kasai City is a temple belonging Tendai Tantric Denomination, Main altar is Baisajayaguru, but every tourist find "Koshindo" easier rather than Baisajaguru Hall. 
"Koshindo" has the altar of "Sshomen-kongo" means usually "blue face wisdom king".  
This buddhism guardian has unknown roots. Many scholar has various explanation, but they are not decisive. 
I suppose each local people practice without certain theorogy, so it is based syncretism of the ancient Chinese "Three corpses", native religion "Doso-jin" and probably Hindu. 
well... Too much explain.
here is "Koshin-do"
Strangely, That board shows  this hall is altar of Shomen-kongo "Ryuou", but not Shomen-kongo "Myôo".  "Ryuou" means Dragon King, but "Myoo" means Wisdom King. They are very different character. Did priest make error in spelling?  I'm not sure. However, it means "Koshin" isn't united by major denomination. Additionally, Dragon Kings sometimes relate Hindu Vishnu, or Kundali in Shaktism. In Japanese Tantric Denomination, Kundali is symblolized "Gundari Myôo".
Here is another shot.

This is "Doso-jin" near Koshin-do. If you know Hindu religion and culture, you may notice the pedestal is "Yoni".  Probably this pedestal in't so old and it may be just stone pitcher(I don't think so). However priest think Doso-jin and Yoni-Lingam has some relations. Adds, Doso-jin often looks genitalias of male and female or their figure embarass each other in other local regions. 

Tuesday, December 6, 2016

Japanese temple with Fujifilm X70 加西市 住吉神社・酒見寺

前回触れた兵庫県加西市の住吉神社と酒見寺です。
加西の人に名所を尋ねると、大抵一番に挙がるのが五百羅漢、次に国宝のある一乗寺、後は人によってまちまちで、実際に五百羅漢は他府県からの観光客で賑わっていました。
酒見寺と住吉神社は隣り合っていて、五百羅漢から数分の距離にありますが、関係者以外は人っ子一人見かけませんでした。これだけ立派な古刹をスルーするのはもったいない話で、周辺の街並みも昔の門前町の様相を呈していて、同じ北条町の現代的な中心部とは異なった味わい深さがあります。
さてまず住吉神社ですが、西日本では非常にメジャーな神社で、海神という側面と神功皇后にまつわる神社という側面があります。加西市は海に面していませんから後者の縁起ではないかと思います。私は専門家ではありませんし、マニアックな様式分類に興味はありませんが、複数の本殿がこのように並んでいるのは珍しいと思います。通りがかりにどこかの神社で見かけた記憶もありますがはっきり覚えていません。別の機会に探してみようと思います。
酒見寺は敷地も広い上に山門を含め、どの建物も非常に立派で、お庭もよく手入れされています。鐘楼や国の重要文化財に指定されている多宝塔も色鮮やかで非常に均整のとれた佇まいです。
どの場所も、決してこれ見よがしではありませんが加西の郷土愛をびんびんに感じる雰囲気があってユニークです。
Sanctuary, Sumiyoshi Shrine

Sakami Temple appearance
Shape of the clouds is strnage a little bit, but I didn't retouch it.

Sakami Temple main gate 
Every shot in RAW format and prosessed with AuroraHDR.

Monday, December 5, 2016

Winter pond with Fujifilm X70 加西市玉丘公園

兵庫県加西市の玉丘古墳群の公園で撮影しました。主に地元の方のジョギングやウォーキングコースになっている場所で、平日でも結構な賑わいですが、休日は家族連れで駐車場はいっぱいになります。二つ三つ市と山を超えてやって来た私には心なしかアウェー感がありますが、山のすぐそばに大きなため池があって天気や時間帯によって様々な変化を見せてくれるなかなかのスポットです。大都市圏から来るとなるとかなり遠方でちょっとハードルが高い場所ですが、ここから車で数十分の場所に酒見寺・住吉大社・一乗寺という古刹もあるので、セットで周るのがオススメです。
今回は時間の都合で一乗寺には立ち寄りませんでしたが、酒見寺・住吉大社に関しては明日また投稿したいと思います。

以上Fujifilm X70でRAW撮影、AuroraHDRで現像でした。

Saturday, December 3, 2016

Japanese shrine with Fujifilm X70 須磨 綱敷天満宮

夏の間酷使したXT10をクリーニングに出したので、年明けまでX70で我慢です。
今日は午前中に須磨の綱敷天満宮へ行ってきました。南須磨に行くのは数十年ぶりで震災以後は初めてです。古い道が入り組んでいる上に、未高架のJR山陽本線に分断されていて、GPSがあってもなかなかたどり着けません。諦めて須磨寺に行こうと思った頃に到着しました。
南須磨周辺には菅原道真に所縁のある場所が多く、あちこちに様々な伝説・伝承が残されています。ここ網島天満宮もそんな場所の一つです。境内はこじんまりしていますが、天満宮に付き物の立派な梅の木がたくさんあって、季節になればさぞや壮観だろうと思います。
No edit JPEG
RAW撮影 Luminarで現像 小ぶりですが立派な神輿です。
No edit JPEG
JPEG edited with Mac Phots. Incresed contrast a little bit.
梅が咲く頃にまた来るかもしれません。