Saturday, February 25, 2017

My cat portrait with XF50mmF2

XF50mmF2が届いたので早速ユトリロにモデルになってもらいました。
左方向から強い西日が差していて若干ハレーションが出てしまいました。フードをつければ出なかったかもしれません。
AFは速いですが、対象が近距離の場合、絞っても背景がはっきりしないケースがあるような気がします。56mmと比べれば値段はかなり安く、XF18-55に比べるとボケはかなり綺麗でポートレートレンズとしては使い勝手はかなり良いと思います。万能ではないかもしれませんが、これからペットの写真をデジカメで撮ろうかと考えている人には、XT20とのペアは軽くて、他の高いレンズや重い機種よりリーズナブルで使いやすいのではないかと思います。



Ecery photo is orginal JPEG.

Tuesday, February 21, 2017

Japanese Apricot Flowers in the Shrine with X-T2  須磨区綱敷天満神社

朝は雪でしたが、昼前から晴れ間が出てきたので大急ぎで須磨の綱敷天神に行ってきました。
天神と言えば梅、梅と言えば天神。数種類の梅がほど良くタイミングをずらして咲いているので、散り気味のものもあればまだ咲き始めものもありました。この二週ほどがベストシーズンかもしれません。境内を梅の芳しい香りが漂い、みなさんカメラを向けて熱心に撮影しておられました。



Every shot taken in RAW, processed with Luminar.

Sunday, February 19, 2017

Japanese andromeda dlower with XF60mm macro

いい天気なので網島天神に梅を撮りに行こうかと思ったら、突然GPSが繋がらなくなってしまい、原因を調べている間に太陽が傾き始めてしまいました。
諦めて本日はうちの庭にひっそりと咲いていた馬酔木の花でお茶を濁すことにしました。非常に丈夫な樹で、あまり育ち過ぎないところも気に入っています。

結局GPSの不具合は機内モードのオンオフであっさりと解決しましたが、五年以上使っていて、そんな対処方法があることを全く知りませんでした。一つ勉強になりました・・・と言いたいところですが、そこにたどり着くまで、久々にヒステリーを起こしそうになりました。

梅の花、もう少しもってくれないかなあ・・・



Every shot is taken in RAW processed with Luminar.

Sunday, February 12, 2017

Cat portrait with XF18mmF2.0

Xシリーズ最初の三本の一つで、あまり評判のよろしくないパンケーキレンズですが、オールドテイストな写りは悪くないと思います。周辺の解像が良くないと言われていますが、ポートレイトの場合は、距離によってボケが硬くなること以外は気になりません。むしろ問題に感じたのは歪曲収差がかなり強い樽型で、RAW現像だと修正が必要になる事です。
とても軽いレンズなので外に持って出たくなりますが、歪曲をうまく生して面白い写真が撮れそうな気もします。今はとにかく寒くてどうにも写真を撮りに出かける気がしませんが、気候が良くなったら持って出かけようと思います。


Every photo is original jpeg.

Thursday, February 2, 2017

My cat Cacteau is gone from FIP

しばらくブログの更新が滞っていましたが、我が家の一員であるコクトーが重病であることが分かり、そちらの方で手一杯でした。
彼の病気はFIP:猫伝染性腹膜炎という病気でコロナウイルスが体内で突然変異を起こして臓器を侵食していく治療法のない病気です。人間でいうと癌の感覚に近いかもしれません。
腹水が溜まるウェットタイプと腹水の生じないドライタイプがあって、コクトーはドライタイプでした。外見上判別しづらいため、医師であってもドライタイプは発見が遅れることが多いそうです。万が一の希望を抱いて、私はコクトーの開腹手術を受け入れました。しかしすでに肉芽腫があちこちに転移していて手遅れの状態でした。
手術というのは時間がかかればかかれるほど体力を根こそぎ奪います。手術のせいでコクトーは寿命を縮めたでしょうが、かと言ってそのままで衰弱死したとき、あの時手術しておけば、と後悔したと思います。
麻酔の切れるのが遅い子で退院できたのは二日後でした。侵襲の痛みは二日ほどで無くなったようですが、代わりに衰弱が進み初めていました。飲まず食わずの状態で、処方してもらったステロイドなど、普通に考えれば飲み込めるはずがありません、今まで抗ったことのない子が泡を吹きながら必死で抵抗するので、私は結局ストロイドは一日で諦めました、
コクトーの体力は日ごとにどんどん弱っていきました。三日前の夜にはとうとうトイレにまで辿りつけなくなり、失禁してしまうようになりました。何も食べずに飲んでいないコクトーのおしっこは匂いもなく、私は切ない気持ちになりました。
翌日、コクトーは洗面所に行きたがり丸一昼夜そこから出てきませんでした。猫は死期を悟と人気のないところを選ぶというので、私はそこにストーブとベッドを用意してやりました。
昨日の朝、コクトーは洗面所をでてキッチンによろよろしながら現れました。結局家族を過ごす方を選んだのかもしれません。ベッドに寝たまま私の姿が見えなくなると、どこからそんな声が出るのかと思うほど大きな声で、私を呼びました。そばにいてやると落ち着くようでした。手術後もずっと夜は私の布団の中で一緒に眠るのが彼に習慣でしたが、その日はベッドの上に上がれずに、足元でニャーニャー鳴いていたので抱き上げてやると、自分から布団に潜り込んでいき、満足しているようでした。

そして今日、コクトーは完全に足腰が立たなくなってしまっていました。倒れてしまうのです。午後になると、意識が朦朧とし始め、突然興奮して泣き叫んだりするようになりました。抱っこして話しかけると落ち着いてまた朦朧とし始めるので、痛みや苦しみがあったわけではないと思います。夕方になると幾分意識もはっきりして落ち着いていましたが、少し私の姿が見えないとか細い声で呼ぶようになりました、もうずっと寄り添って撫でてやるしかありませんでした。

夕方6時半になって冷えてきたのでベッドをリビングに移すと、コクトーはよろけながら突然大声で叫び始めました、抱っこしてなだめると、突然ぐーんと伸びをして、二、三回咳払いのようなものをすると、それきりぐったりしてしまいました。目をはっきりと開けたままで、とても死んでいるにようには思えず、私は何度も呼びかけたりさすったりしましたが、彼はついぞ目を覚ますことはありませんでした。

最期まで依存心の強い子でした。私は猫は自由な生き物なので、死んだら飼い主のことなど忘れて自由に妖精の世界で遊んで欲しいと思っています。気まぐれで思い出した時に会いにきてくれればいいと思っています。彼の魂を飼い主のエゴで縛り付けておきたくはありません。ただ依存心の強い子なので、しぶとく虹の橋で待ってくれているかもしれません。それもまた彼の自由です。
自由な彼の魂のために、私は彼をこの世に引き止めるような気持ちは持たないでおこうと決めています。それが最後に彼にしてあげられることだと思っています。難しいかもしれませんが。

享年若干5歳でした。
雄でしたが、いてくれるだけで家の中が華やかになる娘のような子でした。
男手でしてやれることはあまりありません。かわいい柄のタオルで遺体を包んでやりました
死の数十分前のコクトー。瞬膜出しっ放しでひたすら私を目で追っています

足が弱り始めトイレに失敗し始めたコクトー。私の姿が見えないと必死で立ち上がり、側にいるまで掠れた声でない続けました。
 注文していたXT20がやってきましたが、まさかこんな形で彼を撮影することになるとは思いませんでした。
All photos taken in RAW and prosecced with Luminar.