Monday, May 15, 2017

X-T2 with XF14mm a Hall of Old Temple  兵庫県加東市朝光寺

しばらく近場に行っていなかったので加東市の朝光寺へ撮影に行ってきました。車でおおよそ40−50分の場所ですが、近いと思ってしまうので、もうすっかり感覚がおかしくなってきています。
加東市は以前ここでも紹介した闘竜灘のある市ですが、成立上大きく滝野地域・社地域、東条地域の三つに分かれます。闘竜灘のある場所は西部の滝野地域で、今回訪ねたのは東部の東条地域に当たります。加東市は平成の大合併で出来た新しい市で、私は未だにピンときません。
空はほどほどに晴れていますが、気圧性の偏頭痛が激しいので午後から天気が崩れるかもしれないと思い、早昼を食べて出発しました。
朝光寺周辺は豪農地区で非常に古くて立派なお家が多いです。周囲の山では栗の花があちこちで開花していて濃厚な香りが漂っています。気分の良い日に訪れればさぞ愉快な場所だろうと思わずにはいられません。駐車場に車を置いて、まずはつくばねの滝に向かい、そこで何枚か長時間露光のテストをした後、すぐそばの朝光寺に向かいました。
ここの本堂は国宝に指定されている立派な建物ですが、驚いたことに拝観料は無料です。もっと人が来ても良さそうなものですが、全くの無人でした。内部は隅々まできちんと手入れされていて、古い本堂には珍しく採光が効いていて、光と影が非常に神秘的な雰囲気を醸していて感動的です。無人だったのは逆に良かったかもしれません。
庭の方もきちんとしていて、重文の鐘楼や多宝塔の他に、意外かもしれませんがポツポツと点在する石仏が古風でなかなか良いです。
周囲にお店はなく携帯の電波も若干怪しいですが、近くにやしろの森公園や東条湖もありますし、ついで立ち寄ってみるのも良いと思います。だだ少し離れた場所にあまりよくない噂を聞く新興宗教の本部もあるので、少し手前の分岐でその宗教のイニシャルの書かれた奇妙な案内標識を見ても興味本位でそちらへは行かない方が良いと思います。ちなみに真言宗の朝光寺とは全く何の関連もありません。お寺もさぞ迷惑なことでしょう・・・



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