確かに藤は綺麗で見事ですが、人が多すぎてやや興ざめなのと、寺の文化財としての方向性が迷走気味に感じられたのが残念でした。カオスな藤棚周辺はアリバイ写真だけ撮ってそそくさと場所を移しました。
藤の人気に隠れて忘れられていますが、庭園はとても綺麗に手入れされていて、池周辺はとても風情があります。建物自体はそれほど目を引くものはありませんが、全体として非常によくバランスが取れていて、人がたくさんいても静謐な雰囲気は伝わってきます。
丹波地方は古来、神戸市北部から京都へと至る経路上にありますが、駐車場でたむろしているタクシーのおっちゃんたちや、車の整理をしている地元の人たちはコテコテの大阪弁だったのが印象的でした。現在は地の利から大阪文化圏といったところなのでしょう。同じ中北部でも西部・中部・東部で全く雰囲気の違うところが兵庫県の面白いところです。
今回は人ごみに疲れてしまって周れませんでしたが、この周辺にはいくつか有名な古寺があります。日を改めて訪れたいと思います。
X-T2 XF10-24mm ISO800 1/950 |
XF10-24mm ISO800 1/800 |
XF55-200mm ISO800 1/750 |
XF55-200mm ISO800 1/850 |
Every shot is orijinal JPEG in Velvia.
No comments:
Post a Comment