兵庫県公館は現県庁舎の南側にあるルネッサンス様式の洋風建築で、最初のものは明治時代に建てられましたが、空襲で焼失したものを戦後再建したものだそうです。一般公開されていて中にも入れますが、ほとんど今風に改装されているので正直大して見るものはありません。実際見学者は誰もいない状態で、もう何十年もそのままだろう暗くて色褪せた展示ルームに入ると、センサーで勝手に照明が灯るのはなんとも侘しい限りです。
中は見るべきものはありませんが、現兵庫県庁舎のブルータルな佇まいと好対照で、近くにゴシック様式の教会もあるので、決して浮いた感じはありません。ブルータル様式のビル自体珍しくなってきているので、この一角はなかなかユニークな景観を呈していると思います。
写真にはおすすめのスポットです。
Every photo is original JPEG, VELVIA Film simulation.
No comments:
Post a Comment