Wednesday, August 2, 2017

X-T2 with XF18-55mm in Old Textile Manufacture City 兵庫県西脇市

梅雨が明けても曇天が続き、今日は久々の好天でした。地獄のような暑さですが、西脇市へ行ってきました。前回紫陽花の撮影で少し立ち寄ったのですが、町の中心部はほぼ初めてです。雰囲気はほとんど三木の旧市街と似たような、私にとって良く言えば馴染み易く、悪く言えば代わり映えはしません。三木市にも中心部に旧玉置家住宅がありますが、西脇にも旧来住(きし)家が一般開放されていて、間取りと言い、市民ギャラリーとして使われてる点と言い思わず既視感を覚えてしまいます。好き好んで両方訪れる意味はあまり無いかもしれませんが、どちらも非常によく手入れされていて典型的な播州の日本家屋を見るには良いサンプルだと思います。室内は冷房などなく、大きな窓が解放されているだけですが、驚くほど涼しいです。外の熱気がまるで嘘のようでした。
すぐ近くに播州織物工房館があるので、渋々炎天下へと繰り出します。工房館と言っても実際そこで布が織られているわけではなく、有り体に言うと服屋さんです。私が小学生の頃は、西脇市は織物の町と社会科で教わったものですが、中国からの安い製品と町の高齢化のダブルパンチで今は見る影もありません。店内に並んでいる服の柄もパッとせず悲しい気分になってしまいます。神戸のデザイン科の生徒とタイアップしているそうですが、染色や織りパターンからテコ入れしないと、スタイルのバリエーションばかり増やしてもどうしようもないと思います。神戸のアパレル専門学校よりも京都の大学から専門家を引っ張ってきた方が良いのではないかとさえ思います。江戸時代から続く伝統産業ですから頑張って欲しいです。




No comments:

Post a Comment